保育園

子育て

うちには子供が2人いる。長女は保育園、次女は生まれて間もないので、自宅で育児している。

そんなある日、保育園より市役所からの封書をもらった。内容は長女の保育が通常保育から短時間保育に変更になった決定通知書である。

これまで、7時~18時まで見てもらえたのが、11月より8時30分~16時30分になった。これは大変である。私の職場の勤務時間が8時30分~17時だから、保育園への送り迎えが出来なくなる。そして、妻は無免許だから、自転車を使えば~であるが、雨降りの日や次女の面倒のことを考えたら、妻の送り迎えは不可能である。

そこで、妻と話し合いの上、長女の保育園の退園を決断した。長女は保育園退園のことを話しても、まだ理解していないらしく、何の反応も示さなかった…

そもそも、短時間保育になった原因が、妻の育児休業の為だ。おかしいと思う。次女の育児のために休んでいるのに、どうして長女の保育を短くされるのか?家で1人の面倒みるのは、2人でも変わらないでしょ、とでもいうのか?そんなに育児は楽じゃない。夜中でも乳児はミルクを欲しがれば泣くので、親は睡眠もままならない。

長女の送迎が不可能と判断した結果、退園となった。退園後、妻は2人の面倒を見なければならなくなる。長女はまだおむつをしている。ご飯もスプーンが使えないから、ライスボールにして与えなければならない。想像するだけで大変さが伝わってくる。

今回の市役所の決定はあらかじめ決められたルールに従ってのことだと思うが、その家庭の事情によっては、柔軟に判断してもらいたいものである。

そうした柔軟性の無さが、子育てのしづらさが、少子化を加速させているのだと思う。少子化対策は単にお金をかければ解決する問題ではない。社会全体で子供を育てるという空気が何よりも大切だと思う。

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